最近のトラックバック

« SDDとENは膵炎に? | トップページ | 人工呼吸器設定の基礎 »

腸球菌の人工関節感染症にアミノグリコシドは必要?

もうひとつ、CIDから。

Combination Therapy vs. Monotherapy for PJI • CID 2008:47 (1 October)

このスタディーはまれな事象を扱う後向き研究ですが、そのプロセスがきちんとしているのが素晴らしく、とても参考になります。メイヨークリニックってすごいですね。後向き研究なのに患者のインフォームド・コンセントにまで言及しているのは驚きました。お金をかけずに研究するとき、お手本になると思います。

後向き研究でよく行われる誤った非難は「ここに瑕疵あり」という非難です。瑕疵はあるに決まっているので、それをいっては仕方がありません。大切なのは、定義が明確にされていること、限界点が明示されていること、分かったことと分からないことが可能な限り峻別されていることだと思います。ジャーナルクラブにありがちな、欠点探しゲーム、揚げ足取りゲームに陥らないようにケースや後向き研究、そして質的研究を読み解く技術や態度はこれから益々重要になるでしょう。

腸球菌にアミノグリコシドは、いわれるほど必要ではない(かも)という話でした。

« SDDとENは膵炎に? | トップページ | 人工呼吸器設定の基礎 »

journal club」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/1038674/24643540

この記事へのトラックバック一覧です: 腸球菌の人工関節感染症にアミノグリコシドは必要?:

« SDDとENは膵炎に? | トップページ | 人工呼吸器設定の基礎 »

2017年10月
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31        
無料ブログはココログ