最近のトラックバック

« HIVケアにはお金がかかる、、、 | トップページ | Case records of the MGH »

ハリソン再評価

週一回で、ハリソンの感染症の部分を一章読んでいます。これが存外面白い。

アメリカでも日本でも、ハリソンをくさす人はいます。医学知識の進歩がこれだけスピーディーになって、数年のタイムラグがある印刷された媒介である「本」というものに見切りを付けた発言かもしれません。ところがどっこい、多くの本がそうであるように、医学書もまた印刷媒介は必ずしも「無駄」ではないようです。

ハリソンのすばらしさは情報の新しさ、というよりも問題のエッセンスのまとめ方のうまさかと思います。特に素晴らしいのは洗練されたテーブルで、複雑に見える問題のポイントを上手に浮き彫りにして、概念をまとめ上げています。疾患概念の把握が弱い研修医は多く、キーワードばかりがでてくるのです。国家試験では満点が取れるのですが、患者ケアができないのです。ハリソンを読んでいると、今まで捉えていた疾患の概念を編み直して、よりすっきりした形で頭にしまい直す、という作業ができるのです。

« HIVケアにはお金がかかる、、、 | トップページ | Case records of the MGH »

本、映画、その他」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/1038674/28578831

この記事へのトラックバック一覧です: ハリソン再評価:

« HIVケアにはお金がかかる、、、 | トップページ | Case records of the MGH »

2016年12月
        1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 31
無料ブログはココログ