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プライマリ・ケアの死(アメリカ)

もう何年も云われていることですが、アメリカのプライマリ・ケアが危機的状況です。医学生もこれを目指そうとはしていません。そんな痛みがにじみ出る論文です。

http://www.annals.org/cgi/content/full/150/10/725

quality improvementそのものが現場の質を落とす、という皮肉がアメリカ的で、それは私も10年近く前から指摘してきたアメリカ独自の形式主義です。メディケアを広げて国民皆保険にして、医者も政府雇われの公務員になろう、と著者は提言します。悲痛な覚悟がそこには見えます。

現状のルサンチマンが生んだものであるがゆえに、「神は死んだ」のでした。同じように、専門医療へのルサンチマンが醸造するような不健全な形でのプライマリ・ケアは死んでしまうより他ないと私は思います。すくなくとも、アメリカのような社会では。だから、目指すのであれば異なる構造を目指すべきなのでしょう。ルサンチマンを乗り越えた形での、プライマリ・ケアを。

こんなのもあります。

http://content.nejm.org/cgi/content/full/360/26/2696

http://content.nejm.org/cgi/content/full/360/26/2693

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