やはり毒性は強い? animal in vivo data
Natureから神戸大の新矢先生たちの論文。これは画期的。
・豚由来H1N1(CA04)は、人のH1N1に比べると、マウスやフェレットではより強い病理学的な病変を作る。
・抗ウイルス薬は効くみたい。
・1918年のH1N1に交叉反応する抗体が、、、、
http://www.nature.com/doifinder/10.1038/nature08260
NEJMでも引用されていました。
http://h1n1.nejm.org/?cat=31
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ヒトのインフルエンザウイルスを、ほかの動物に感染させたり、鳥や豚のインフルエンザウイルスを異なった動物に感染させたりするのは、本当に成立することなのかな? ウイルスを微生物(バクテリア)のごとくに錯覚混同してませんか?
投稿: | 2009年10月17日 (土) 23時19分
↑それがまさに起こったavian/swine influenzaということはご承知の上でのコメントなんですよね?よくわからない・・・それがヒトにおこることを正しくモデル化できているかについての疑問ならわかりますが、成立するのかって、成立したから論文になってるんじゃないですかね。
いずれにせよNEJMのほう(journal watchを無料で読ませてくれる方)を見ると、「マウスやフェレットというのは昔からヒトインフルエンザウイルスの感染の経過予測をうまくできるモデル動物として知られているが・・・」てな書き出しになっていますよ。
投稿: aggren0x | 2009年10月19日 (月) 19時30分