厳密に運用すべきではない、ワクチン接種
新型インフルエンザと季節性インフルエンザ。若干の違いはあっても極端な違いはありません。細かな差異よりも、相同性により注目すべきです。
さて、こんなニュース。
http://www.asahi.com/special/09015/OSK200911110156.html
もちろん、この病院は全然悪いことをしていません。僕が同じ立場でもそうしたでしょう。完全なる公平性を希求して、ワクチンを捨てるくらいなら、身近な人に接種した方が頤位に決まっている。厚労省の優先順位はあまり厳格に運用するとおかしくなってしまいます。朝日も、イヤらしい書き方をするな、と思いました(なぜいやらしいかというと、明らかにネガティブに誘導するような書き方をしておきながら厳密には批判のことばを入れていないからです。「別に、、、、あったことをそのまま報道しただけですよ。判断するのは読者です」。と言い抜けできるのです。いやらしいなあ)。
どうせ季節性ワクチンは早い者勝ちです。ダブルスタンダードが最初からデフォルトで組み込まれているのに、ヒステリックなまでの平等性や公平性の希求は精神の矮小さを育てるだけです。もっと大人になるべきなのです。あからさまなネポティズム、立場の乱用がいい、といっているわけではないですが。
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