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宴の後

今回もワールドカップが終わった。やはりワールドカップはいい。最近はクラブチームも強くなっているけど、やはり日本ではチャンピオンズリーグは「他人の大会」であり、オタクの見るゲームだ。ワールドカップは世界全体が雰囲気をシェアできる点で素晴らしい。盛り上がりました。新しいチームも次々発掘される。チャンピオンズリーグが「常連のサロン」となっているなかで、ウルグアイみたいなチームの活躍が見れるのはとてもよい。

決勝戦は前半は「決勝戦にありがちな凡戦」だった。オランダはドイツの轍を踏むまいと、スペインに回されてペースを奪われないよう、厳しくチェックに行く作戦だったのだろう。しかし、気持ちが入りすぎ、入れ込みすぎで、余計なファウルとイエローカードの連発になってしまった。イエローカードが5枚になったとき、もうオランダはこれ以上厳しいチェックを入れることが出来なくなってしまった。

がゆえに、後半はスペインのパスサッカーに回されてしまった。イエローカードが遠因だ。でもそのおかげでオランダはカウンターサッカーに徹することが出来て後半は面白かった。遠因と言えば、前半にあれだけファウルをやってしまったので主審に悪印象を与えたのも裏目に出た。ほとんどファウルをしないでもボールを奪える守備上手のスペインと好対照だ。

レフリーはとてもよかったが、それでもいくつか明らかなミスもあった。本大会のオランダはメンタル面で非常に安定していたが、決勝では悪いクセが出てナーバスになってしまった。一方、スペインも「フィニッシュ下手」のためにシュートが枠に入らない。

ここでセスクが入って中盤の起点が増えた。守備の力を弱めてでも攻撃に出たタイミングが良かった。セスクという起点が生きて、イニエスタの決勝点になった。

74年の決勝は美しいプレーを信条とするオランダが、美しくなくても勝てばよいドイツに負けた。オランダは皮肉にも、この逆の運命になってしまった。あのときはベルティ・フォクツがいた。でもフォクツのようなプレーをしていたら現代であれば前半で退場処分だろう。ノビー・スタイルズ、クラウディオ・ジェンティーレのような「殺し屋」の生きる場所は、21世紀にはないのである。

珍しく朝刊を買って読む。消費税アップをあげたせいで民主党が負けたという分析は、ではなぜ自民が勝ったのかという説明は決してしない。僕にもそれなりの仮説はあるけど、そういう切り口では全然語らない。相変わらず新聞を読んでもよく分からない。

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