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集中という雑誌は立派なメディアであり、社会的に力がないとは考えづらい。役所が権力を発動して取材の妨害をする?とかいうシナリオはあると仮定しても、それは「集中」取材お断りになるので、個人の記者がどうこう言う問題ではない。匿名性を擁護するあまりに論理破綻が起きている。

多くのプロの社会では実名をあげるのは常識だ。学術界では「匿名」の論文は絶対に採用されない。医者が「匿名」で患者を診療することなどありえない。たとえモンスターペイシェントに攻撃されようと(そういう意味ではとても弱い立場にいるんだけど)、その点は譲れない。匿名性そのものが内容のクレディビリティーを下げるからである。同様の理由で新聞記事も多くの国では署名記事が常識である。匿名性を許容しないソサエティーなどそれこそたくさんあるのだ。それを狭量というのであれば狭量かもしれない。しかし、プロの世界はこのような制約くらいは乗り越えなさいよ、という厳しい世界である。

しつこいようだが、僕は匿名の全てを否定していない。「とにかく匿名はけしからん」と言っているようにしか見えないのです、、、と言われても知りません。アマチュアの世界ではOKです。もう一度文章をよく読んでくださいね。

プロの世界では実名が常識だよ、と申し上げているだけだ。医者はプロである。官僚もプロである。ジャーナリストもプロである。プロはプロとして最低限のルールとモラルを守る義務がある。寛大な社会とはなんでもありの社会とは違う。プロの物書きが実名をあげて官僚を非難するのに、自分は名前を出さないという品のなさを「弱い立場なのだから」と許容する理由はない。

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コメント

そもそも例えば役所や大企業と比較して集中のようなメディアが互角の立場であると思っているのなら、あなたと私とは社会や世間( 阿部謹也のいう「世間」ですな)の把握の仕方が全く違うので仕方が無い。
貴方はプロフェッショナル論(私好みの言い方なら仕事人論)と匿名論を無理矢理繋げようとしているとしか思えないな。
素人で大いに結構。というのが私の立場。
それとは別に、匿名だから素人だというのは、無茶苦茶ですな。
本邦の大新聞の多くの記事は無署名、でもプロはいくらでもいます。他の世界もしかり。
極端な例を。例えばあなたは1930年代のベルリン1970年代のモスクワに行って,政府を批判
するジャーナリストに,実名で堂々と言はなきゃプロじゃないと言うのかな?匿名性についての許容範囲なんて社会の状態によってかわるのよ。プロかどうかなんて関係ない。
私はナチス相手に実名で政府批判をしていきなりゲシュタポに連れて行かれるジャーナリストより,匿名でしつこく、二枚腰三枚腰で政府批判をするジャーナリストの方が言葉本来の意味でプロフェッショナルだと思うね。

繰り返すが匿名論とプロフェッショナル論を一緒くたにするのは無理。別の話だ。

こちらは幾らでもやるけど、まぁレスなしでも結構。御情けで御相手いただく必要は無い。


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