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音楽

基本的に、、、

暗い音楽が好きです。明るい曲もだめではないけれど。繰り返して聴くのは、どうしようもなく暗い曲。ピアノか、ギターがとくに、、、

今、繰り返して聴いているのは、ジプシーキングスのインスピレイション。鬼平犯科帳のエンディングとしても知られていますが、あのしっとりとした時代劇によくマッチしています。池波文学もしっとり感がよいですね。

根が暗いんだろうか、とうちの職員に言ったら「それはない!」と即座に返されました。

ライブ ブラッド・メルドー

ものすごく心が痛んだり、つらかったり、悲しいとき、みなさんならどんな音楽を聴くでしょうか。明るく元気を鼓舞される曲でいくか、それとも辛い気持ちを慰撫するような優しくて静かな曲で行くか、、、、、

これは、ブラッド・メルドーのヴィレッジバンガードのライブ。後者に当たります。静かに、静かに、、、

Bill Evans at Town Hall

1月はボロボロの状態です。孤独なボクサーが徹夜でトレーニングした後、1階級上のボクサーにタコ殴りにされ、水の代わりに砂を口の中に詰め込まれたら今のような気分になるでしょう。

こういうときはチャンドラーを読んでエヴァンスを聴くに限ります。エヴァンスの父が逝去してすぐに録音したSolo-In memory of his fatherという10分以上の長い長い演奏が心を慰めてくれます。

さ、午前中の仕事もおしまいです。感傷的でシニカルなセンチメンタリストの真似をするのはたいがいにして、 何か楽しいことをすることにしましょう。おお、先行上映で「慰めの報酬」をやっているではないか。というわけでセンチメンタリストは単なるボンドフリークのオヤジになって三宮に向かうのでした。

レイチェル・フェレルの夜

学会で得たものは大きかったですが、その話はまたいずれ。

夜10時からのBlues Alleyのライブ。演者はシンガーのレイチェル・フェレル。魂に届く音声と気の利いたしゃべりで会場は大興奮でした。あるジャス演奏者が、「8時からのライブなんて意味がない。10時以降が本当なんだ」ってNYのブルーノートのライブでいっていましたが、本当にそうなのかもしれません。

強いメッセージが届くライブでしたが、ジーザス、ハレルヤ、という2語がキーワードだったかもしれません。米国の黒人社会ではやはりキリスト教が強い基盤になっており、これが音楽や食べ物に強い影響を及ぼしているように思います。ニーチェが示唆したことがそのまま起きているなあ、と私は感じましたが、どうでしょう。

ファドのライブ

ファドを初めて聴いたのはリスボンの旅行医学会でのことでした。久しぶりにファドのライブを聴くことが出来、その声量に圧倒されました。

鹿糠ちはるさんとギターのライブでした。

ジャズ喫茶の音

出張先の某日某所。ジャズ喫茶に入りました。ジャズ喫茶というのは日本独特の文化のような印象がありますが(間違っていたらごめんなさい)、ライブハウスとは違ういい雰囲気があります。Art PepperのGetting Togetherが流れていました。LPの音は美しく、AltecのスピーカーはCD、iPodとは異なる魅力で感嘆しました。

ケネディーセンターでジャズ

本音を言うと、学会だのパーティーだのは苦手です。それでも勉強になるので参加していますが、、、、

さて、たまたまケネディーセンターでWomen in Jazzという企画をやっていたとワシントンポストで見つけたので、早速チケットを予約して行ってみました。ケネディーセンターに最後に行ったのは、確か1995年くらい。小澤征爾がタクトを振っており、チャイコフスキーの何とか、、、でした。クラシックは弱いので覚えていませんが。クラシックは、、というと他が強そうですが、他も等しく弱いです。

最初に、無料のWomen in Jazz competitionをみました。ジャズのコンテストをみるのはこれが初めてです。今年のテーマはサクソフォンで、5人の女性が最終選考に残っていました。曲を聴いて、「あ、このひとが優勝だな」と誰もが感じたであろう、Hailey Niswangerが優勝でした。この人のサックスはすごいです。客がみな乗っていました。美人だし、今後売れると思います。注目です。

次いで、シアターでコンサート。会場はほどよい狭さで、ジャズ向きでした。客はほとんど高齢者。なんか、アメリカのジャズってファドとかシャンソンとか演歌みたいな立ち位置なんでしょうかね。ジャズはむしろ、日本、フランス、スウェーデンなど外国で評価が高いように思います。去年ビレッジヴァンガードにいったときも客は少なく、日本の観光客が多かったし。そういえば、日本の演歌もそうか?

Helen Sungは中国系のジャズピアニストですが、モンクの作った?教育機関の門下生みたいです。この人のピアノはすごかった。怒濤のピアノさばきで、大拍手、スタンディングオベーションの嵐でした。2007年のWomen in Jazz Competition Winnerです。私はピアノ弾きというとエヴァンスとかモンクとか死人しか知りませんが、生きているジャズピアニストではぴかいちでした、、、変なほめ方か。

恥ずかしながら、シーラ・ジョーダンという歌手は初耳でした。もともと、(言葉の壁もあって)ボーカルにはあまり興味がなかったこともありますが。

しかし本当にすごいです、この方。すばらしい声、ユーモアたっぷりの会話。伝説のマイルス・デイビスやチャーリー・パーカーと同時代で、マイルスの思い出を唄にしたり、自らのジャズ人生を歌にしたり、とファンサービスたっぷりです。最後に、彼女は「これまで79年半の人生で、、、」と語り会場はざわつきます。このおばさん、79歳???彼女を知る観客は「もう6回も観に行ったけど、全然声が変わっていないのよね」とのこと。すごい!スタンディングオベーションでした。私もジャズのライブで初めて涙が出ました。それぐらい感動的でした。

次いで、Sherri Maricle and Five Playでしたが、これもよかったです。あとで知ったのですが、ベースとピアノは日本人でした(Noriko Ueda and Tomoko Ohno)。ジャズの世界で日本人(女性)の活躍は本当にすごいですね。


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